アートクラフト盆栽文人スタイルトップ画像

日本の伝統工芸職人が一つひとつ手作りで制作する世界に一つしかない
貴方だけのアーティフィシャルなBONSAI

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    床の間にひっそりたたずむアートクラフト盆栽文人スタイル
    伝統工芸職人に一つひとつ手作りで制作されるアートクラフト盆栽文人スタイル
    お地蔵さまに見守られるアートクラフト盆栽文人スタイル
    場所を取らずどこでも一緒、検疫知らずだから海外旅行でも一緒
    プロ写真家による撮影メイキングシーンも共有します!

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      商品推薦者の想い:アートクラフト盆栽ものがたり

       私は長く海外のデザインを学んできましたが、自国日本の美術の端正な美しさ、線や空間の美しさに改めて驚嘆を覚えるようになりました。工芸美術も、庭園、神社仏閣といった建築物も、華道、書道、茶道といった伝統芸能も、目に見える形状だけでなく、そこに自然や宇宙、精神性を表現するという独特の美意識があることが、日本文化の独自性であると再認識しました。

       何年、何十年と長い歳月を費やし人の手によって美しい樹形を作り出す「盆栽」も「小さい鉢に壮大な宇宙観を象徴する」という大きなスケールを持っている日本文化の一つで、国内にとどまらず海外にも愛好家が多く、世界各地で愛されています。「雄大な自然」「過酷な自然環境を生き抜く生命力」「時の流れ」「無駄を限界まで削ぎ落とした空間の美」を作り出し観賞する楽しさは魅力的である一方で、育て、維持し、造形することは気の遠くなるような手間と時間がかかる大変むずかしいものでもあります。労力、根気が必要な上、日照や水遣り、温度管理のコントロールを怠ると、何年も、何十年もかけて育てたものを枯らしてしまうこともあり、盆栽を楽しみたいけど、今はまだ…と、なかなか手を出せないケースも数多くあります。

       私はこれまでの花の創作で培ったすべての経験と技術を生かし、盆栽を手工芸作品で作り上げることで、日本の美意識、宇宙観を受け継ぎ広めていくことができると考えています。クラフト盆栽は紙や粘土、布、針金などを用いており生きた植物ではありませんので、確かに本物ではありませんが、「感性」「美意識」という視点で見れば同等だと思っていますし、何よりクラフトであれば、もっと気軽に誰もが盆栽の美意識に触れながら暮らしを楽しむことができます。

       クラフト盆栽は、詳細な製法が秘密にされてきたこと、量産ができず高額になってしまうことなどから商品にはなりにくく、作り手がライフワークとして楽しみ、自宅で簡単な作品作りを教えるという趣味の教室があるだけで、その技術も作品もほとんど世に出回ってきませんでした。しかし自分も含め技術を持つ作家が高齢化してきている今、これを途絶えさせてはいけないと強く思うようになり、現在後進の育成に全力を注いでいます。 今回のプロジェクトで多くの方にクラフト盆栽を知っていただき、そのクオリティを実際にご覧いただいて、お手元に置いて楽しんでいただければ、これが世に広まるきっかけとなり、技術を受け継ぐ若い作家たちの未来にもつながることと確信しています。

      推薦者:日本クラフト盆栽作家協会 代表作家 青木悦子